井上演 写真展 「On My Brain」

期間:2019.8.30-9.5
場所:ギャラリー・アートグラフ

作者によれば、バイクと音楽と写真が自分の頭の中を駆け巡って居て、そのまま写真にしたので、
表題のタイトルとなった、とのことである。もう一つ、写真の中で目立つのは女の子である。

写真はとても明るくて、綺麗だ。キャンバス地に縁無しでプリントされているが、繊細な髪の毛の線なども綺麗にプリントされている。写真弘社に全てお願いしたとのこと。

印象に残ったので、撮影もお願いした。偶々、一緒になった、お友達の家族とも話をし、5ヶ月の女の子の頭の形が良いし、素敵な家族なので、作者と一緒に記念写真。

三好圭子写真展「あいしてる」

期間:2019.9.17-28
場所:cafe nook 渋谷区代々木1-37岩崎ビルB1

ルーニィの「ことしのさくら」展で、ご一緒した作家による初個展。
花が主題で、花との対話が写されている。紫陽花の青や葉の緑の多い世界だ。

マットに額装されたものと、キャンバス地にプリントされたものが展示されているが、作品は小さめだ。
Cafeの雰囲気に合っているとも言える。ちなみにチーズケーキは美味。

元々、スポーツコミュニケーションのコーティングの専門家なのだが、
写真を始めてからあまり期間も経っていないが、写真撮影も仕事の一環としている。

タイトルからも想像できるように、写真を通じたコミュニケーションに力点を置いているものと推測される。

永本秀男展 時間の海

永本秀男展「時間の海」
期間:2019.7.8-13
場所:Gallery 風(中央区銀座8-10-4 和孝銀座8丁目ビル2階)

通りの看板の絵が気になったので、これまで入ったことのないギャラリーに入った。
表の看板の絵は130号ほどの大作、他にも同様の大作と小品がある。

作家が在廊し、話も伺うことができた。
画面の具象の人物の輪郭や空を背景としたビルの風景らしい部分や、鳥や、何かは判然としない線の模様や、あまり意味もなく書き連ねた数字、1234・・などが描かれているが、色が美しい。繋がりがないようでいて意識の中で繋がっている象形が一つの画面にまとめられている。

画材は岩絵の具で、膠を使っているとのこと。布切れなどもコラージュで使われている。台はベニヤ板。
好きな画家の名前を聞くと、マチス、ボナールなどの名前が出てきた。

画面に「時間の海」を定着させる姿勢は、海の岩の模様に地球の時間の流れを見る八木祥光の姿勢とも繋がるように思える。

将来的に、この作家の画風がより単純化され、色と線が純化された時の絵が楽しみだと思わせる。

八木祥光 写真展「時のレリーフ」

八木祥光 写真展『2300万年前〜500万年前の時のレリーフ』
場所:ポートレートギャラリー(四谷)
期間:2019.7.4-7.10

名古屋の知多湾に浮かぶ佐久島の「砂岩と泥岩の重なったタービダイトと呼ばれる、モザイク状のタイルを敷き詰めたようなシュールな地層」の「美しさに胸を踊らせて夢中で写真に収めた」写真が並ぶ。島の情景も紹介されているが、柔らかな地層の凹凸と、ヒビに入った茶色の線、ブルーに色づいた岩の色合い、などがそれぞれシュールな抽象芸術のように切り取られている。

タイトルにあるように、2300万年前から形成された岩の模様に人間の歴史を超えた地球の歴史の歳月を思わせる模様である。

会場には、作者の「時のレリーフ」の写真集や花の写真集など、多数の写真集が並べられている。

盛田真千子写真展「融合」

場所:オリンパスギャラリー
期間:2019.5.17-22

同じ四谷写真塾の佐藤ゼミの塾生の写真展

普段から銀座のショウウィンドウへの写り込みを写真に撮って、自分のイメージに合うような画像を作り上げている。しゃれた建物とショウウィンドウの飾りが「融合」してしゃれたデザインを作り出している。
色も青が基調だが、カラフルなものも混ざり、美しい、アート作品に仕上げてる。

  

高橋美保写真展「台湾・・・生の廻り舞台で」〜新旧入りまじる生の営み〜

高橋美保写真展「台湾・・・生の廻り舞台で」〜新旧入りまじる生の営み〜
場所:アイデムフォトギャラリー「シリウス」
期間:2019年4.25-5.8

家族の知り合いの写真家の個展の案内をもらったので、6時ギリギリに駆け込んで、見させてもらった。
台南の路地に入り込んでの懐かしい、伝統的な面影の残った木造家屋と踏み石の残された通路、親子連れや子供達の様子、店先の様子、などが撮影されている。
台北の古い場所も混ざっている。暑いせいもあるのだろうが、普段着で、人々が行き交う姿は、日本では、あまり見かけなくなったので、昔を思い出させる。
作家は年配の女性だが、元気が良いのだろう。台湾の生活力が伝わってくる。

実は後日談がある。研究会の同僚から先輩の写真展だと送られてきたのがこの写真展のDMだ。
実は同じ大学院の私の先輩でもあることが判明。写真繋がりでは世間は狭いと感じることも多いが、これは稀有の例だ。

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ふくたにひろし写真展「Cue#1 HAPPY LIFE」

場所:ルーニィ247 ファインアート

期間:2019.04.30−5.05

作者の友達の演劇役者、緒方晋の演劇中を中心としたモノクロのポートレートで、作者によれば、それで幸せな生活とは何かの手がかりを得ようとしたものと言う。元々はスナップを中心に撮っていたが、咋今は、それも難しいので、友達の役者の姿を追うことにしたとのこと。役者自身もなぜ役者をやっているのか考えつつ、40歳代になって、本気になったという述懐が記されてもいる。いわば、作者が考える「幸福」の形を役者の姿を通して探求していると言える。

緒方晋の気取らない素顔のポートレートが美しい。

 

ふくたにひろし